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開催期間     展覧会名   作家名 
作品内容
 

    
 2022.11.12(土)~11.27(日)  MITOS展
ー描く呼吸ー
 MITOS  平面

    
       
会場風景     色・線                             間・赤 
 ■展覧会について  ■作家略歴
 2021年はるひ美術館「MITOS展」46点の同じサイズ、形の小品の列を心地よさと驚きを感じながら観た。色の変化、線の強弱と配された文字らしきものが、森の散策や音の調べを感じさせた。

 MITOSは1985年生まれ、高校でプロダクトデザイン、大学で油絵を学んだ。
学生時代から現在に至るまでナイトクラブでライブドローイングを続けるうちに、絵画制作は日常的となり、徐々に本格化する。  
 3年前ヨーロッパ4か国を旅し、夫々の国の古、近、現代美術を視察し、自作の位置づけ、方向づけを確認した。
作品は、色、形、線、即興性や絵肌といった絵画の構成要素をキーにシンプルさの中に、気の変化、音楽性、身体性など独自の表現を呈している。
 2008 名古屋造形大学美術学科洋画コース卒業

2022 瀬戸現代美術展 2022 ( 菱野団地各所 / 愛知 )
art stage OSAKA 2022 ( 堂島リバーフォーラム / 大阪 )
明日をひらく絵画 第40回 上野の森美術館大賞展 ( 上野の森美術館 / 東京 )
清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズ Vol.97 MITOS展 静寂リズム ( 清須市はるひ美術館 / 愛知 )

2022 アートオリンピア2022 佳作日刊工業新聞社賞
明日をひらく絵画 第40回 上野の森美術館大賞展 入選
2021 清須市 第10回 はるひ絵画トリエンナーレ審査員賞 ( 加須屋明子 )

    
 2022.11.12(土)~11.27(日)  日置哲也展
ーふれてふれるー
日置哲也  陶芸
    
      
 会場風景 灰茶碗                      キュービック                     球体 
 ■展覧会について  ■作家略歴
 日置は「土」の研究家である。
家業は明治以来の陶土の販売を行っている。
多くの作家の相談に乗り、希望の土を提供してきた。
今や彼の活動は全国規模になりつつある。

一方で陶芸家としての活動も斬新さを増す。
砕く、加える、まぜる、焼く
土の研究が作品に反映される。
未知の「美」を追求する日々である。
 1976 岐阜県各務原市生まれ
2001 岐阜県立多治見工業高校専攻科卒業
2011 ギャラリー「なうふ」アートフェア
2012 MINO CERAMICS NOW 2012
2014 第10回国際陶磁器展美濃入選
   GARERIE hu Exhibition:8Artists of Mino
2016 個展「美しい」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2018 個展「ートキノマー 」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2020 個展「現象と、なにか。」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2022 個展「みて、ふれて、めでて、かんじる」(ギャラリー芽楽/名古

    
 2022.10.15(土)~10.30(日) 作田優希展
ー宿り場所ー 
作田 祐希  平面 

 
     
 会場風景 「未来に引っぱられている」      「より良い人生を」
 ■展覧会について  ■作家略歴
 作田優希、3回目の個展を迎えます。
初期作品の荒削りながら力強く、伸びやかな作風から、京都市芸術大学大学院で研鑽を積み、修了後も京都にアトリエを構え、活発な制作、発表活動を続ける中で、少しづつ変化を辿っています。
 ここ数年間、京都という土地からの影響、旅や、音楽、本、自らのエッセイ集など蓄積された体験から自ずと作風に厚みを加えている。
モチーフは依然として森や樹木であるが、余白を生かした構図、色の集約などから新たな展開が伺える。
 2020 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 修士課程 絵画専攻(油画) 修了
2018 名古屋芸術大学 美術学部 美術学科 洋画コース 卒業
個展
2021 個展(ギャラリー芽楽) 名古屋
2020 個展(ギャラリー恵風) 京都
2019 個展(京都市立芸術大学小ギャラリー)
   個展(ギャラリー芽楽) 名古屋
グループ展
2021 六甲ミーツ・アート芸術散歩2021 神戸
2020 抽象表現への挑戦(グループ展、芝田町画廊) 大阪
   他多数
  
 2022.10.15(土)~10.30(日) 永草陽平展
煌彩の器 
永草陽平  陶芸 

    
     
 会場風景 窯変流彩茶碗               煌彩磁リム鉢             窯変流彩ぐい吞 
 ■展覧会について ■作家略歴
 作品は作家を体現する。
永草さんは物静かであるが、研究熱心で、形、色に対しては究極まで追求する。
美しい形、神秘の色はその結果である。
今展では、煌く色に挑んだ。
この作家にしか成しえない煌き、是非ご覧ください。

芽楽
 1986年 愛知県春日井市生まれ
   2014年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
   2014年 美濃陶芸展審査員 特別賞
   2014年 日本伝統工芸展入選
   2014年 めし碗グランプリ展審査員特別賞
   2015年 東海伝統工芸展入選
   2015年 美濃陶芸展奨励賞
   2016年 日本伝統工芸展入選
当ギャラリーでは2020年に次いで2度目の個展
 
 
  2022.9.17(土)~10.2(日)  柴田麻衣個展
Lost... 〜空に描かれたもの〜
 柴田麻衣 平面 

    
     
会場風景  pericolo#2  prricolo#2 1
 ■展覧会について   ■作家略歴
 柴田麻衣は名古屋芸術大学大学院修了後、毎年数多くの展覧会に作品を発表、そのスタイルを多様に変化させ、その過程の中で様々な技法、色彩感覚を習得する。
 2013年VOCA展奨励賞受賞前後より、旅や歴史への関心を深め、作品のモチーフは世界を視野に入れるようになる。世界各地の景観の中に、人々の営み、歴史、文化、宗教、政治、さらには民族間の争いなどをテーマに描いていく。近年は、民族、人種的差別、文化の消滅、自由への束縛、コロナ禍などに向き合いリサーチしイメージを連鎖させ、レイヤーを重ねながら雄大かつ意味深い画面を作っている
 今展では世界各地で見られる痛んだ地球の姿(異常気象、理不尽な争い、自然破壊etc.)に焦点を当てる。地球が生まれて46億年、幾多の変遷があり、水や空気、大地に太陽の恵みのある奇跡の星が生まれた。
 初期人類の祖先ルーシーの時代から400万年、四大文明発祥から5000年、産業革命から150年余、それ以降わずかな期間で人類の知恵の発展と共に我々の地球は痛み続けている。猛暑、大水害、大規模火災、撲滅危惧種の拡大、コロナ・・・。
 10年後、20年後、50年後、果たして地球の姿はどうなってしまうのか?今を生きる私たちの行動の如何に、その答えがある。(芽楽)
2019 「culture」ギャラリー芽楽・愛知'20,'21,"22
2018 「不透明なメディウムが透明になる時」電気文化会館・愛知
2017 「重層する風景」第一生命ギャラリー・東京
2015 「Mai Shibata Exhibition」Oギャラリーeyes・大阪
2013 VOCA展2013 奨励賞
2012 「 Nordic House Exhibition」 Nordic Houseフェロー諸島・デンマーク
2009 「 International visual artists workshop」Remisen academy in Brande・デンマーク
2010 「 Japanischer Blick: Künstler aus Japan」punp werk in Siegburug・ドイツ

  
 2022.9.17(土)~10.2(日) はちす・田中雅子 人形展
ー語りかける人形たち ー 
 はちす・田中雅子  球体関節人形

    
     
会場風景  座敷童子  胡蝶  錦花鳥 
  ■展覧会について    ■作家略歴
 偶然入ったギャラリーの人形展、興味も無かったので通り過ぎようとしたが、展示されていた人形たちの表情にぐいぐいと惹きつけられていった。
喜びでも、悲しみでも、可愛さでもない。いかなる環境にも耐えて、生き抜いていく強い表情だった。

はちすと田中雅子は母と子、12年前二人そろって京都の人形教室に行ったのが制作の始まりである。
以来一体一体個性の異なる人形を目指している。

人形は石塑粘土に和紙張りで制作しており(表現によっては布張りやアクリル塗装仕上げ)、髪には人毛や羊毛を、瞳には自作したグラスアイ、
衣装にも自ら染めた友禅の着物なども使い、和洋にこだわらず 無二の人形を生み出すため、あらゆる角度から検討し相応しい素材を選ぶ。

完成した人形たちは、目を合わせた瞬間、そっと見返してくれる。(芽楽)
 はちす 
2010年 粧順人形教室にて人形制作を始める。
2015年 第7回全国創作人形コンクール 「かまきり」入選
2016年 第3回チームコヤーラ創作人形公募展  「トライデント」奨励賞
2018年 第4回チームコヤーラ創作人形公募展「蛙になった王子様」奨励賞

田中雅子
2010年 粧順人形教室にて人形制作を始める。
2014年 パーリーシェルドールコンクールinみえ:「道化」津市教育委員会教育長賞 受賞      
2016年 人・形展の公募展 「空賊」ぼらん・どぉる賞 受賞            
2017年 第12回人・形展参加 「赤い靴」三上りあん賞 受賞
2018年 田中雅子人形教室開講

    
 2022.8.20(土)~9.4(日) 林正彦展
ー地下・物語ー 
 林正彦  ミクスト
メディア

    
     
 会場風景    11のキズ             三角
 ■展覧会について   ■作家略歴
  ペルージャの街の古い壁、その歴史を秘めた美しい壁が、美探究の原点となった。
5年余のイタリア滞在から帰国後、偶然故郷飯田で美しい赤土と出会った。かって茶室等の壁材として使用され、中村壁と呼ばれた土だ。赤土は深く林の心を捉え、それを素材としての彼の制作は一気に加速された。麻布の上に赤土が広がり、亀裂がよぎる。シンプルな構図の中に、厳しさと優しさを秘めた人と自然の深い関わりを感じさせる。

今展「地下・物語」では,ペルージャの壁や一昨年訪れたメキシコ、マヤの人々の土との関わり、そして地元赤土へのプライドを持して、これまでにも増して人間と土を巡る歴史の流れを作品に表現します。ご高覧よろしくお願いいたします。(芽楽)
 1953 飯田市生まれ
1977 50~60年代イタリア現代美術を中心に学ぶ
1982 イタリア ペルージャ美術アカデミア卒業
1995~地元産の赤土(中村ブラウン)を使った作品の発表
個展 
1977 東京銀座センターポイント3回
2001 ミュー美術館(長野県阿智村)5回
2003 るたん(東京銀座)’09
2005 ギャラリースミ(名古屋)
2008 夢の庭画廊(上田市)
2014 ギャルリー志門(東京銀座)
2015 ギャラリー芽楽(名古屋市)'17,'19,'22
2018 11月 メキシコ サンクリストバル サントドミンゴ教会のロス
アルトス美術館 個展

    
 2022.8.20(土)~9.4(日) 小澤順一陶展
ー朝ごはんー
 
小澤順一   陶芸

    
     
会場風景  パン皿                  白化粧線刻壺                     染付犬大皿
 ■展覧会について  ■展覧会について
  小澤さんは小さな器から大壺まで様々な器やオブジェ、干支の動物など幅広く制作しています。作品の多くには色を施したり、楽しい動物(犬や猫、鳥、魚など)や植物、人等が軽妙なタッチで描かれています。 小澤さんはデザイナー出身で、そのセンスは美しく、楽しい陶芸作品に生かされています。

今展のテーマは「朝ごはん」、一日を気分よくスタートするための朝ごはん、器も大切な要素です。お茶碗、パン皿、サラダボール、スープカップ、各種小鉢、小皿、カップ類・・など、小澤さんの器は大人からお子様まで人気の作品が揃い、食卓を楽しく彩ります。

ご高覧よろしくお願いいたします(芽楽)
 1960 愛知県名古屋市生まれ
1996 愛知県立窯業高等技術専門校修了後、鈴木五郎氏の工房に入る
1999 岐阜県瑞浪市に築窯、独立する
□個展
2001 ギャラリー数寄(2002以降2022年まで毎年)
    ギャラリー円居(02)
2004 ギャラリー五郎、B-PLACEギャラリー、ギャラリー土ん
2006 ギャラリー芽楽(08,10,12,14,16.18,19,20,22)

    
 2022.7.2(土)~7.17(日) 北と東の作家3人展

ー北風東風ー 
佐立るり子、
早川知加子、
藤原優子 
ミクスト
メディア
水性木版
水彩 
    
  z  
会場風景   佐立るり子作品               早川知加子作品             藤原優子作品
 ■展覧会について   ■作家メッセージ 
 過去に開催した展覧会の中に、北と東に優れた作家がいました。

遠方かつコロナ禍で開催が難しい時期が続きましたが、
今回3人展という形で実現することができました。

北と東の風土から生まれた個性豊かな3人のアーティストの作品展、
ご高覧よろしくお願いいたします。

芽楽
 佐立るり子:宮城県仙台市在住。
私は、子供のアトリエを含む日常行っている暮らしで美術的思考が大切だと感じています。
それが歴史や概念としての美術(=作品)とどう結びつくかを考えています。
もうひとつ、私は作品を作るときに、絵画、平面作品、ペイントという表現を主に選んでいるのですが、
現代美術の表現手段の中でそれが今どういう位置づけにされているのかも明確にできたらいいなと思っています。
早川知加子/東京在住
とても広い世界
ゆっくりと歩く じっと目をこらす
ふっとやさしい世界が 広がる
それは
くすっとするような 大切なもの
ずっとずっと
こころのなかに 住まわせておきたい
 藤原優子 /東京在住
数年前に山の広がる土地でひと月半ほど暮らしました。
山々は美しく、透けて重なるようでした。
忙しい日々でしたが、朝夕に見る山は困憊の心身を溶かしてくれました。
今、とても懐かしく、作品にしたいと強く思うようになりました。

戸外で見る風景は、太陽や風、気温や湿度など、視覚だけではなく聴覚や嗅覚、肌で感じる要素とともに記憶に残るのだと思います。
絵画は、視覚に訴えるものではありますが、視覚を通して、他の感覚も呼び起こすことができればと願います。


    
 2022.7.2(土)~7.17(日)  宮部友宏陶展
ーお茶と花と空
(うつろ)ー
宮部友宏陶  陶芸 

    
     
会場風景  絵付灰釉茶碗               ガラス瓶花入                       プラチナ彩皿 
 ■展覧会について   
  ’20,’21年と延期を余儀なくされていましたが、
ようやくこの7月宮部友宏のクリエイティブな世界をお届けいたします。
創作への興味は尽きることなく、既成の美に捉われず
技法にも捉われず、軽々とジャンルを超える
オブジェも器も、形や色も、テイストも意外性を湛えている。
今展では茶と花と空(うつろ)とか。
(うつろ)って何だろう?
是非ご覧ください。

*昨年は国際陶磁器展美濃では宮部主宰のstudio recordが銀賞を受賞しました。

芽楽
 1968 岐阜市生まれ
1994 愛知県立芸術大学美術学部デザイン・工芸科卒業
1995 国際陶磁器展美濃入選/長三賞陶芸展入選
1996 IAC日本会議「東海の現代陶芸」展(名古屋)
1997 陶芸ビエンナーレ入選
1999 朝日陶芸展入選
2021 国際陶磁器展美濃/宮部主宰のstudio recordが銀賞を受賞
2000年以降個展、グループ展多数開催

当ギャラリーでは2018年に次いで7度目の個展です。

    
 2022.6.4(土)~6.19(日)  森井開次展
ー意味活ー
 森井開次 油彩 

    
     
会場風景  untitled  
■展覧会について  ■作家プロフィール  

ある構想のもとに、ある色のある線が引かれる。
それに応じたある色のある線や面が描かれる。
そんな展開がしばらく続く。
一旦中断の後新たな思考のもとに、
新たな線、面が加わる。
いくつかの変遷をたどって完成した作品は
無造作に描かれているが生きている。
シンプルながら程良いバランス。
美と知と遊の作品である。

芽楽 
 
■略歴  
1979 滋賀県生まれ
2003 愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業
2005 愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了

個展
2007 はるひ美術館
2012 「感情長屋」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2015 「気配」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2017 「いみをさっくりとまぜる」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2019 「明るく不明」(ギャラリー芽楽/名古屋市)

グループ展
2008 「橋をわたる」 豊田市美術館市民ギャラリー
2010、2011 「アイチ・ジーン」 愛知県立芸術大学芸術資料館、はるひ美術館
2012 「秋の小旅行」  銀座通り、中央通り、末広通り商店街 (瀬戸市) 
2013 ART NAGOYA 2013(ウェスティングナゴヤキャッスルホテル/名古屋市)
2016 あいちからの発信/発進(ギャラリー矢田/名古屋市)
   

    
2022.5.7(土)~5.22(日)  加藤真美陶展
ー泥細工ー 
 加藤真美 陶芸

    
     
会場風景  鉢鉢          フロスト釉花器          マグ 
■展覧会について   ■作家プロフィール 
 海外でワークショップなど中心に活躍する加藤真美さんの当ギャラリー3回目の展覧会をご案内いたします。
近年制作の"フロスト釉”作品群は、ダイナミックな造形、美しい釉調と精神性等、内・外面共に見ごたえある独特の世界観で高い評価を得、国内外で受賞している。コロナによりこのところ海外へ渡航出来ず作品のみを発表しているが 終息の折には再びのアクティブな活躍を期待したい。

今展では新作、黒土焼〆のうつわを中心に、フロスト釉作品も併せ展覧いたします。
黒の陶土、白の磁土、それぞれのうつわが醸し出す表情をお楽しみください。(芽楽)
 984年~1986年 常滑市立陶芸研究所(現とこなめ陶の森陶芸研究所)にて学ぶ
2013年 第31回長三賞陶芸展自由部門審査員特別賞(鯉江良二選)受賞
2014年 第21回庄六賞茶盌展 庄六賞受賞
2015年 Kerameikon,Ceramica Multiplex2016, Silver Medal受賞 (クロアチア)
萩大賞Ⅳ、佳作賞受賞 (山口)
2016年 新北市鶯歌陶磁博物館個展「月下- Moon Light- 」(台湾)
     東海市立芸術劇場2017年度専任レジデンスアーティスト
2017年 Earth Potインスタレーション Castilla y Leon博物館 (スペイン)
2019年  第44回美濃陶芸展大賞受賞
2020年  Global Art Festival 2020 Gujarat招待作家 (インド)
    “The VIII International Marratxi Ceramic Biennial” 招待出品 (スペイン)
     第45回愛知県文連美術展工芸部門審査員、以降担当
・海内外にて展示・ワークショップ、国際交流企画など行う。収蔵多数。
当ギャラリーでは’17,’19、’に次いで3度目の個展。

    
  2022.5.7(土)~5.22(日) 中田奏花展
ー窓のないー 
中田奏花   油彩
    
     
会場風景  絵の人     手(向こうがわ) 
 ■展覧会について  ■作家プロフィール 
 前回の個展で逆光の人物を描き、
我々が目にしている人や物は見えているようで実は見えていないのでは?
と疑問を投げかけた作品だった。

今展作品も逆光で描かれていますが、
はたして何を真とするか?と問いかける。
作家は意志を込めながら描く。
意志が込められたか否かはわからないが、作品自体は独立する。
鑑賞者の印象は作家の意志を離れてさらに多様である。

さて作家は何の意志を込めたのか?
貴方はこの絵から何を感じますか?(芽楽)
 東京都国立生 三重県  愛知県
旭ヶ丘高校 県芸油画専攻 大学院 
2022 愛知県立芸術大学大学院美術研究家博士課程修了
個展
2021 「よく見えない」ギャラリー芽楽(名古屋)
グループ展
2016 「未覚人」(cafeDODO)2017 2018
2018 「地点」(アーチスペースA1)
2019  あいちトリエンナーレ連携プロジェクト
  
 2022.5.7(土)~5.22(日)  大島久美陶展
ー つづく めぐるー
 大島久美 陶芸 

    
     
会場風景      種々相         壁掛け花器        カップ
 ■展覧会について  ■作家プロフィール 
 久しぶりの大島久美展です。’07,08年に当ギャラリーにて個展開催後、結婚、出産、子育てにより、制作活動を中断していましたが、助走期間を経て、今回14年振りの個展となります。
大島さんは朝日陶芸展2度入選の実力者です。初期のオブジェ作品「種々相」は、ムダのないカタチ、色の美しさと、内包するエネルギーが印象的でした。
今展「つづく めぐる」では、「種々相」から派生した新作オブジェに加え、生活環境の変化から生み出された日常の器や花器、など出展いたします。お高覧よろしくお願いいたします。(芽楽)
 1975 名古屋市生まれ
1995 金城学院大学短期大学部生活学科生活造形専攻 卒業
2002 愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科 修了
2002 瀬戸市新世紀工芸館にて企画制作員(陶芸担当)として勤務
〜2005
2001 第39回朝日陶芸展 入選
2002 第40回朝日陶芸展 入選
2005 「瀬戸の現代陶芸」(瀬戸市美術館)
2006 信楽・瀬戸・常滑陶芸作家合同展(ノリタケの森ギャラリー)
2007 個展(ギャラリー芽楽 名古屋市)
2008 個展(ギャラリー芽楽 名古屋市)
2021 陶二人展(ギャルリディマージュ 刈谷市)
  
       
    
2022.4.9(土)~4.24(日)  吉田淳治展
風景ーカゼのケイ 
 吉田淳治  油彩、水彩
    
      
展示風景  BV2                       W Ⅱー146
 ■展覧会について ■作家プロフィール 
視界には、光や空気や湿気などの層があり、層は動き停滞し、音も匂いも発生していて、濃淡定まらない。その中に、固定の造物を見つけて描いたりすることが、絵描きの仕事のわけである。風景、静物、人物などは、固定的にとらえた物質の表情だが、そういう絵のよし悪しをいうときに、やれ光がどうだ、空気がどうだ、ぜんぜん描けてないじゃないかなどという。見えないものは描けない。しかし、それが見えてこないと、見えているはずのものもたよりない。その見えないものが視界を満たしている。絵描きを悩ませる。
 吉田さんは、海と空のあわいの町の宇和島に住んでいる。何十年も描いていて、もうほとんど、海と空に吸われてしまっていると思える。固有の名前をもっていながら、海と空は、光と空気と湿気なのではないか。逆巻き、静まり、流れる。それを見ている。感じている。吹き流しのように敏感である。それだから、こういう絵になる。そう思える。
 (原田光 美術史家) 
 1951年 愛媛県宇和島市生まれ
現代画廊・紀伊國屋画廊・始弘画廊 (東京)
マエダ画廊・Gllery 芽楽 (名古屋市)
新潟絵屋・画廊Fll Moon・砂丘館 (新潟市)
ギャラリー小蕪亭 (長野・飯島町)
松山三越・田都画廊 (松山市)
町立久万美術館 (愛媛・久万高原町)
宇和島市立伊達博物館・べにばら画廊 (宇和島市)
など個展多数。他にグループ展。
◇出版物
『JUNJI Y. WORKS 1986-90』 (展開堂)
『JUNJI Y. WATERCOLOR』 (美術の図書 三好企画)
『絵画のwaltz(ワルツ)―吉田淳治展』 (町立久万美術館)
『風景を拾う THE GLEANER』 (創風社出版)
『ゆらぐハコ』

    
2022.4.9(土)~4.24(日)   大西佑一陶展
ー Reflectー
 大西佑一  陶芸
  
    
会場風景   landsape ,boul sakecup
 当ギャラリー3度目の展覧会となります。 名古屋芸術大学に於いて陶芸家吉川正道氏の下で陶芸を学び、同大学、陶芸,ガラス補助員勤務を経て、現在は瀬戸、多治見を制作拠点として 制作活動を行っています。 素材は磁器、釉薬には故郷熊野市で産出する那智黒石を砕いた粉末を調合しており、艶のある淡い緑を発しています。 生地熊野は作家の原点であり、山や川、切り立った岩などの自然、独自の文化、などを思い描きながら、シャープさ、優美さを求め、 カット、崩し、裂、等の「手で考える」造形、釉薬の研究に試行錯誤を重ねてきました。鋭いエッジや緩やかなカーブ、優美な陰影は オブジェ、器作品の要所に表現されています。 作陶歴10年を迎える今展では、「これまで」を踏まえ、素材に対するより深いアプローチから生まれた新たな表現を試みています。 新作のオブジェと器、お楽しみください。(芽楽)  1993 年 三重県熊野市生まれ 2016 年 名古屋芸術大学美術学部陶芸コース 卒業
2015 年「第10回 CBC 翔け!二十歳の記憶展」準グランプリ 受賞     個展( 紀南ツアーデザインセンター / 三重 ) ※以降 2019年開催  
2018 年 個展( 伊勢現代美術館 / 三重 ) 個展(Galerie LA CACHETTE / 愛知 ) ※以降 2021年開催 個展( ギャラリー芽楽 / 愛知 ) ※以降 2020年開催
2019 年 個展( ギャラリー MOS / 三重) ※以降 2021年開催 「一の字-Vertical & Horizontal 展」( 織絵アートギャラリー / 東京 )
2020 年「線に立つ / Standing on the Border」( Lights Gallery / 愛知 ) コミッションワーク 「フェアフィールド・バイ・マリオット 三重御浜」 コミッションワーク 「コンフォートホテル 名古屋名駅南口」
2021 年 個展( gareco / 愛知 )
作品収蔵 「名古屋芸術大学 アラムナイコレクション」 現在は瀬戸・多治見を制作拠点とし、各地にて作品発表を行う。
  
       
       
       
 
   
 ‘22.3.12(土)~3.27(日)  泉田之也陶展
ー薄陶の行方Ⅷー
  泉田之也  陶芸

    
      
 会場風景 型押フリーカップ 掛花入れ コーヒーカップ&ソーサー 
 ■展覧会について   ■作家プロフィール
 
岩手県陸中野田村の陶芸家泉田之也の「薄陶の行方」シリーズ8回目の個展を開催します。
野田村の土に拘り、独特の成形方法により生み出された作品は粗な土味で一見もろさを孕み緊張感を湛えています。
 薄陶のオブジェは花を楽しむ花器ともなり、素朴な味わいの器は独特の食空間を生み出します。
今展では収縮の違う土を使い、ひび割れのある緊張感のある作品が見どころです。

オブジェや花器、中国茶器、酒器等出展します。ご高覧賜りますようお願いいたします。(芽楽)


 966 岩手県陸前高田市生まれ
1992 小久慈焼窯元岳芳氏に師事
1995 のだ窯にて作陶を始める。日清めん鉢大賞展優秀賞
1998 穴窯での焼成を始める
2000 第38回朝日陶芸展グランプリ受賞
2002 第40回朝日陶芸展グランプリ受賞
2004 第22回朝日現代クラフト展招待出品
    INAX世界のタイル博物館「泉田之也展」
2009  第20回日本陶芸展優秀作品賞受賞
個展  国内外で個展多数
    当ギャラリーでは、`08,`10,`12、'14,'16,'18,''20 開催
  
 2022.3.12(土)~3.27(日)  杉村 徹 木工 展 杉村 徹   木工 

    
     
 会場風景  スツール  木の器  壁の棚 
■展覧会について  ■作家プロフィール
  スツール、壁の棚、小箱、テーブルや書棚、器類、オブジェなど杉村さんが生み出す作品は様々ですが、
どれ一つとして、共にいることの幸せを感じさせないものはありません。
凛として美しいその姿は、そこにあるだけでキリッとその場をひきしめてくれます。 
今回9回目となる杉村さんの木工展、是非ご覧ください。(芽楽)

*テーブル、椅子、各種棚などご注文も承ります。

芽楽
 今回は、オブジェも出展します。ご高覧ください。

出展内容です。
スツール、壁の棚、木の器(ボウル、角皿など)、オブジェ

杉村徹

  
  2022.2.12(土)~2.27(日)  近藤貴洋展
ーステキなPARISー 
近藤貴洋   水彩画

   
     
 展示風景 possette 
 ■展覧会について  ■作家プロフィール
 2016年、シャルルドゴール空港からパリに入った途端、この街を描きたくなった。
パリは画家、ミュージシャン、舞台芸術、ファッション、、など誰もが憧れる街である。レストラン、喫茶店、ファッション、パン屋さん、本屋さん、ギャラリー、公園等おしゃれな題材に溢れている。パリの空気のみならず、光、音、色、街の人々などすべてが絵の対象となった。
天性のデッサン 力、色感が花開いた。街や人の表情を軽妙なタッチで描き、歴史を積み重ねたシックで深い色をつけていく。赤、ブルー、ベージュ、緑、ピンク、オレンジ、黄色などどれもパリの色である。
日本人ならではの間の表現も巧妙、絵から物語が浮かんだり、思わず絵の中にスーと入っていける心地よい絵である。ご高覧よろしくお願いいたします。(芽楽)
  画家、ペインター。愛知県豊橋市生まれ。少年期を渥美半島(常春の地)で過ごす。
デザインを学んだ後渡仏。帰国後も訪れてはパリやパリの人々を描き続けている。
NHKカルチャー「おしゃれスケッチ」他講師。展覧会(ソロ)の他、ニューヨーク他でグループ展多数
  
 2022.2.12(土)~2.27(日)  星野優子グラスワーク 展  星野優子  ガラス

    
    
 会場風景 ネックレス、トンボ玉等 
 ■展覧会について  ■作家略歴
 トンボ玉は3500年以上の昔から装飾品として尊ばれてきました。。
わずかな光にも反応し、美しい色の変化を楽しむ。
絵を学んだ星野さんのトンボ玉はとりわけ色が美しい。
心にあるものが色の表現に反映するとか。
芽楽

どうぞ身に着けてお試しください。
 兵庫県生まれ。
1976 愛知県立芸術大学美術学部卒業。
1977 造形研究活動の後、
1987 に工芸工房「萌」を開設。ガラス工芸に専念、トンボ玉の復元と研究に努め、各地でトンボ玉展を開く。以降各地のサロン、ギャラリーにて作品発表
1998 キリスト教信仰に入り、創作活動も新たな境地に入っている。
個展 各地にて多数開催

  
2022.1.15(土)~1.30(日)
大島麻琴展
ーopen landtー 
大島麻琴 平面  

    
      
 会場風景 小品作品 
 ■展覧会について  ■作家略歴
  大島さんの新作に出会う度に爽快な気持ちに浸ってきた。
モノトーンに近い色調ながら暗くはない、抽象だがどこか力や軽やかさ、ユーモアを感じさせる.。
筆には爆発的な勢いがある。描き終わった瞬間の感動が伝わってきた。

一つの完成期にあった大島さんが過去の蓄積された経験をも否定し、新たな世界に挑もうとしている。
「on the terrace」から「Reclaimed land」そして「open land」へ。
画材も油絵具からアクリルに変えた、絵具の量も増やし、より大胆に描いている。
2020年からフィンランド、イタリア、スペイン、アメリカなど海外での展覧会が続いている。

そんな中での今展「open land」是非ご覧ください。(芽楽)
 1988 愛知県立芸術大学油科卒業
1995 二科展 パリー賞
2001 熊谷守一大賞展入選(以降連続入選)
2004 夢広場はるひ絵画ビエンナーレ入選(以降‘06年入選)
2006 上野の森美術館大賞展 優秀賞/花の美術大賞展 奨励賞、/伊豆美術祭絵画公募展 賞候補
2007 とよた美術展‘07ビエンナーレ優秀賞(‘04入選)/二科展 会友賞/作家の視点‘09(上野の森美術館)
2009 第94回二科展 会友賞
2016 美浜美術展 大賞受賞
2019 第104回二科展 会員賞受賞
2020 なんでもない日ばんざい(上野の森美術館所蔵品展)
□個展
2006 個展ギャラリー芽楽 ‘08、‘11、‘13、15、'18,'20,22
2013 個展Oギャラリー(銀座 ‘14,‘15,‘17,20
2020 個展 Galleria Kookos (Helsinki Finland)
2021 個展 firo poeme M.A.D.S Gallerry (Millano Italy)
  個展 Gallerry AZURA (Madorid Spain)

        
2021.11.27(土)~12.12(日) 大森健司個展
-考える手ー 
大森健司 陶芸

 
    
 展示風景 「玄」銀彩黒土ドラ鉢」黒土赤土輪花杯」 
 ■展覧会について  ■作家略歴
 東京造形大学時代に陶芸クラブで陶芸に目覚め、本格的に陶芸家を目指し多治見市意匠研究所に学び、2年の修練を経て卒業、以来15年を数える。
 一貫して好きなカタチ、質感、色感を追求し続けている。
シャープで気品のある作品は大森さんならではの独自の作風であり、多くのファンに支持されている。
 今年工房を多治見から岡山に移し新たな作品にも挑戦している。
今展では、碗、皿、カップ、酒器、花器など出展を予定しています。新春展是非ご覧ください。(芽楽)
■作家メッセージ
うつわという一見単純な形の中に
無限にも思える線の選択があり
その選択を楽しんで制作しています。

大森健司
 1982 埼玉県生まれ
2005 東京造形大学環境デザイン専攻卒業
2007 多治見市陶磁器意匠研究所修了
活動歴
2010 陶芸の現在 土から成るかたち part Ⅵ (ギャラリーヴォイス/多治見)
2011 個展 陶 白い稜線の軌跡(INAXガレリアセラミカ)
2012 MINO CERAMICS NOW (岐阜県現代陶芸美術館/多治見)
2014 美濃陶芸の明日展2014(美濃焼ミュージアム/多治見)
美濃陶磁100(多治見市産業文化センター/多治見)
2017 MINO茶碗100(とうしん美濃陶芸美術館/多治見)
2018 新春さかずき展(市之倉さかずき美術館/多治見
    芸の現在 -牛田コレクションを中心に-(ギャラリーヴォイス/多治見)