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開催期間    展覧会名  作家名 
作品内容
 

    
2024.1.13(土)~
1.28(日)
大島麻琴展
ーon your terraceー
大島麻琴 平面

   
 会場風景  on the terrace
 ■展覧会について ■作家略歴 
 芸大卒業後13年間の試行錯誤の後辿り着いた「on the terrae」シリーズ、記憶の底から生まれた不思議なカタチ,底知れないパワー、「突き抜けた」者のみが達した表現の域、ユーモアと明るさがあった。約10年続いたこのシリーズで上野の森美術館大賞展 (優秀賞)等数々の賞を受賞している。
その後新たな領域への挑戦が続く。「recraimed land」「open land],それは完成された域から飛び出し、内から外へ、新たな苦闘の始まりでもあった。その間、海外(ヘルシンキ、ニューヨーク)での展覧会も体験し、創作意欲はさらに増した。
そして今展、「on your terrae],内面から突き動かす力のままに深く、大きく、強い作品が生まれた。(芽楽)


◇アーティストステートメント

リアルなものは制作過程の私自身の筆跡だけ。
これが現実的な空間と時間を表現するそのものです。
具体的なものや、思想や感情や意図などをイメージして表現する絵画は頼りない。
                   大島麻琴
1988 愛知県立芸術大学油科卒業
1995 二科展 パリー賞
2001 熊谷守一大賞展入選(以降連続入選)
2004 夢広場はるひ絵画ビエンナーレ入選(以降‘06年入選)
2006 上野の森美術館大賞展 優秀賞/花の美術大賞展 奨励賞、/伊豆美術祭絵画公募展 賞候補
2007 とよた美術展‘07ビエンナーレ優秀賞(‘04入選)/二科展 会友賞/作家の視点‘09(上野の森美術館)
2009 第94回二科展 会友賞
2016 美浜美術展 大賞受賞

□個展
2006 個展ギャラリー芽楽008,'11,'13,'15,'18,'20,'22

2024.1.13(土)~
1.28(日)
加藤真美うつわ展
-はるのきもち-
加藤真美 陶芸

 
 会場風景 各種カップ 
 ■展覧会について  ■作家略歴
  国内外で活躍する加藤真美さん、ここ数年はコロナ下で海外の活動が難しいなか国内で新作への取り組み、後進の指導に精力を注いだ。 ようやくコロナが下火になり海外での活動を再開、ヨーロッパ・アジアと多忙な日々である。

 今回の芽楽新春展では色も形も楽しめる春めく新作のうつわたちが並びます。皆様是非ご高覧いただきましようお願い申し上げます。(芽楽)






◇アーティストステートメント
最近色やその組み合わせが面白く、
使ったことのない色にときめいたりしています。

                      加藤真美

 1984年~1986年 常滑市立陶芸研究所(現とこなめ陶の森陶芸研究所)にて学ぶ
2013年 第31回長三賞陶芸展自由部門審査員特別賞(鯉江良二選)受賞
2014年 第21回庄六賞茶盌展 庄六賞受賞
2015年 Kerameikon,Ceramica Multiplex2016, Silver Medal受賞 (クロアチア)
萩大賞Ⅳ、佳作賞受賞 (山口)
2016年 新北市鶯歌陶磁博物館個展「月下- Moon Light- 」(台湾)
     東海市立芸術劇場2017年度専任レジデンスアーティスト
2017年 Earth Potインスタレーション Castilla y Leon博物館 (スペイン)
2019年  第44回美濃陶芸展大賞受賞
2020年  Global Art Festival 2020 Gujarat
    当ギャラリーでは’17,’19、21に次いで4度目の個展。


 2024.2.10(土)~2.25(日) 岡川卓詩展
ーflowers of 108ー
岡川卓詩
ミクストメディア

 
 会場風景  flowers of 108(AIrobot) ver.clear S
 ■展覧会について  ■作家略歴
 当ギャラリー創設期からグループ展に参加、2013年以降は個展開催(今回5回目)と芽楽との縁も長くなった。
一貫して「現代」を視点にテーマを捉え、目まぐるしい変化に応じて素材や技法が変わる。写真、映像、立体、電動機器、音声などのメディアを駆使し、ネット上に累積する膨大な情報を素材に現代性あふれる作品を生み出してきた。
 時代は生成AIの時代になった。アートの世界にも何らかの変化をもたらすものか?より価値ある作品を生み出しうるものか?
 5年振りの岡川卓詩展、ご高覧よろしくお願いいたします。(芽楽)
 1977年 愛知県生まれ
2003年 名古屋芸術大学大学院同時代表現研究 修了
2018 年 リンツ工科芸術大学 客員研究員
|主な展覧会|
2019年 岡川卓詩 展 -Intersecting Resource-(ITbM Gallery/名古屋)
岡川卓詩 展 -図を鑑賞する-(ギャラリー芽楽/名古屋)'13,'15,'17
2020年 岡川卓詩 展 -透過する領域-(広島芸術センター/広島)
2022年 方言オノマトペプロジェクト(世界コスプレサミット2022/ヒサヤオオドリパーク、名古屋)
2023年 Atavism( FOFA Gallery/Bangkok)
Metroplex 2022-2122(東京・名古屋・大阪)
THE SPACE BETWEEN (Bryggen/Vejle)

 
2024.2.10(土)~2.25(日) 大西佑一陶展
ーThe Form of Inner Landscape
大西佑一 陶芸
    
     
会場風景  flowers of 108(alien hero) ver.clear
 ■展覧会について  ■作家略歴 
 当ギャラリー4度目の展覧会となります。 名古屋芸術大学に於いて陶芸家吉川正道氏の下で陶芸を学び、現在は瀬戸、多治見を拠点として制作活動を行っています。 素材は半磁土、釉薬には故郷熊野市で産出する那智黒石を砕いた粉末を調合しており、艶のある淡い緑を発しています。 生地熊野は作家の原点であり、親しんだ山、川、海などの自然、文化に立脚した造形は得意とするところ。、 カット、崩し、裂、等の技法による鋭いエッジや緩やかなカーブ、優美な陰影はオブジェ、器作品の要所に表現されています。 今展ではオリジナル作品へのこだわりが強く感じられる新作のオブジェと器を出展いたします。ご高覧よろしくお願いいたします。  1993 三重県熊野市生まれ
2016 名古屋芸術大学 美術学部美術学科工芸領域陶芸コース 卒業
2018 個展(伊勢現代美術館 / 三重) 個展(ギャラリー芽楽 / 愛知) ※以降、2020年・2022年開催
2019 個展(ギャラリー MOS / 三重) ※以降、2021年開催 2
020 「大西佑一 植村宏木|線に立つ /Standing on the Border」(Lights Gallery / 愛知)
2021 個展(gareco/ 愛知) 「石川理恵 大西佑一展」(豊田画廊 / 愛知)
2022 個展(AELU gallery/ 東京) 「市川タカヒロ 大西佑一|Variation」(Lights Gallery / 愛知)
2023 「めぐりのなかで|伊藤みのり 大西佑一」(名古屋栄三越 / 愛知) 「山岸大祐 大西佑一 陶芸二人展」(豊田画廊 / 愛知) 「KOGEI art fair kanazawa」(ハイアットセントリック金沢 / 石川)
  
  2024.3.9(土)~3.24(日)  杉村徹木工展
ー彫る・組むー
杉村徹   木工

    
     
会場風景  壁の棚  スツール 
 ■展覧会について ■作家略歴  
  杉村展は今回10回目を迎えます。丈夫で美しい作品は多くのお客様に愛用されてきました。
杉村さんには特異な美観があります。初期の杉村さんの言葉に、美しいと思うものは、「植物の種、貝殻や錆びた鉄片、何かの抜け殻や朽ち果てようとしているもの、・・・」、木工制作に当たっては「軽やかでどこか緊張感のあるもの」「手をうごかしていって変わっていくカタチや線が自分の感覚にピタッと合った瞬間を見逃さない」とある。これらの言葉は今も脈々と流れています。例えばスツール、端は薄く、要所は厚く、前は長めに、後ろは短く、何かの動物にも見える、削ったノミ後の手作り感・・。見た目には軽やかに見えますが、丈夫です。美しいです。周りと共鳴します。
 今展では、スツールの他、壁の棚、ボウル等器類、オブジェなど展示いたします。ご高覧よろしくお願いいたします。(芽楽)
 1956 兵庫県西宮市生まれ
1984 長野県松本技術専門学校木工科卒業
1984~92 長野県穂高町と愛知県半田市の家具メーケーに就職
1992 独立後 Knot wood works 設立
個展
全国各地で多数開催
当ギャラリーでは2005,'07'09,'11
13,'15,'18,'20,'22に次いで10度目の開催

2024.3.9(土)~3.24(日) 星野優子グラスワーク展
ー春の音-seed-恵みの種ー
星野優子 ガラス工芸
  
 
     
会場風景  トンボ玉連ネックレス シルバーチョーカー 
 ■展覧会について ■作家略歴   
  星野さんは愛知県立芸術大学で洋画を学んだ後、1987からトンボ玉の復元と研究に努め、30数年に亘り作品発表を続けています。当ギャラリーでは2013年以降11回目となります。この間、色と素材の研究を重ねると共に、キリスト教信仰を通じて自然への憧憬、感謝の気持ちが作品に色濃く表れ美しいトンボ玉として表現されています。深く多様な色の取り合わせ、選りすぐりの素材の作品をお楽しみください。
 ご高覧よろしくお願い申し上げます。(芽楽)
 1976 愛知県立芸術大学美術学部卒業。
1977 造形研究活動の後、
1987 に工芸工房「萌」を開設。ガラス工芸に専念、トンボ玉の復元と研究に努め、各地でトンボ玉展を開く。以降各地のサロン、ギャラリーにて作品発表
1998 キリスト教信仰に入り、創作活動も新たな境地に。
個展 各地にて多数開催
 当ギャラリーでは2013年以降11回目の開催
 
 
 2024.4.6(土)~4.21(日) MITOS展
ー絵とリヒトー 
MITOS   平面
 
 
     
 会場風景   リヒト
 ■展覧会について    ■作家略歴 
 画家MITOSの感性は鋭敏である。日常に敏感に反応する。ある時は色の変化、ある時は線の強弱、ある時は流麗な文字の変化、ある時は筆圧の強弱、・・、さらに気の変化、身体性・・が加味される。ある作品には高原を歩いているような木漏れ日や心地よい風を感じ、ある作品には軽やかなリズムを、またある作品には様々な風景を思い浮かべる。。
  今展のタイトルは「絵とリヒト」となっている。Licht(リヒト)はドイツ語であり、光や希望などの意味を持つ。光は無作為に姿形を変化させてゆくものといえる。対して絵を描く行為は、作為によるものといえるだろう。できてしまったものへの展望は至極当然の成り行きなのかもしれない。では、MITOSが言う作為のなかの無作為とは?
   主な個展
2023 「歪曲」伊勢現代美術館(三重)
2022 「赤の間と花、線」MARGIN(東京)
2022 「清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズ Vol.97 MITOS展 静寂のリズム」清須市はるひ美術館(愛知)
2018 「Live Drawing 2013 - 2018」MUNO(愛知)
2018 「signal」金山ブラジルコーヒー(愛知)

2024.4.6(土)~4.21(日) 前澤朋佳展
ー廃墟を見つめてー
前澤朋佳 陶芸

   
 会場風景 鉄釉皿「荒廃 」
 ■展示風景 ■作家略歴 
 近年あまり見かけない骨太の作品に出合った。大振りの造形、褐色の力強い絵付けが目をひいた。昨年の愛知県立大学大学院修了展、前澤朋佳の作品である。
 日頃より鋼材や建造物の錆や朽ちゆく姿に美を感じてきた。そんな感性の故か、芸大では陶芸を選んだ。ろくろ等の技、釉薬の研究、絵付けなど陶芸分野のみならず彫刻、油絵、日本画、建築、また、日常的に目に止まった物など、陶芸以外の分野からも影響を受けながら制作を続けてきた。尊敬する作家はアンゼルム・キーファー、前澤の作品に通じるものを感じる。
 卒展では桑原賞、女流陶芸展では新人賞を受賞するなどすでに実力者ではあるが、今後さらなる飛躍が期待される。(芽楽)
 2021年 愛知県立芸術大学美術学部陶磁領域 卒業  
(卒業制作において桑原賞受賞)
第55回女流陶芸公募展 女流陶芸新人賞 受賞
2022年 第76回新匠工芸会展 佳作賞 受賞
2023年 愛知県立芸術大学大学院 陶磁領域 修了
    (修了制作において長久手市長賞受賞)
2023年 第54回東海伝統工芸展 初入選
第70回日本伝統工芸展 初入選

 
2024.5.11(土)~5.26日) 吉田淳治 油彩展
ー生まれ出るものー
吉田淳治 油彩
 
 
       
会場風景   BG-16 
■展覧会について    ■作家コメント   
 寄せて返す (美術評家 原田光)
 何かが現われてくるときは、そこにある何かが消えてゆくときなんだ。色でも、形でも、そこに現われるときは、先からあったものは消え、隠れ、押しのけられてゆくんだ。そこに現われているものは、先に現われたものを消したのであり、次に現われてくるものによって消されるわけなんだ。現われて消える、現わすことは消すことだということが、ひたすら繰り返される。それが絵なのだ、描くことなんだと、これらの絵はいっている。
 否定され、塗り消されるようにして、背後へ去っていった色、形、タッチたちの痕跡、かすかな気配に、僕は目をやっている。気配が立ちこめて、そっとざわつき、空間になる。寄せて返す海の面を見はるかしている感じになる。波の作用と絵描きの制作は同一かもしれない。ひたすらに寄せて返す。空間というのが生じてくるのに立ちあっている感じになる。(原田光)
   これまで半世紀近く、若いひところを除き、人や物事を押し出して描くことはなく、風景を通した造形を追い求めてきたように思える。しかし今、縮みゆく自然や、歪みを増す世の中を見るにつけ、未来への寄る辺なさは募るばかり。そんな苛立ちが、知らぬまに画面に忍び込む。だが、及ぼすものが何であれ、頭で捻じ曲げず筆の動くままに委ねてきた身としては、受け入れるほかはない。(吉田淳治)
 
   
 2024.5.11(土)~5.26(日)  宮部知彦 器展
ーふと、ふとー
 宮部友宏  陶芸
 
   
     
 会場風景    翼カップ
 ■展覧会について     ■作家略歴
 陶芸家ではあるが、その枠にはハマってはいない。
既成の美にも捉われず、技法にも捉われず、ジャンルも軽々と超える。
素材も陶とは限らない。絵あり、立体あり・・・。
また時には著名陶芸家の制作アシスト、時には著名建築家とコラボ、
さらに陶芸家育成にも取り組む。
等々巾広くクリエイティブな世界に身を置く。
そんな宮部さんが、今回は「器展」を開催する。
クリエイティブな世界から生み出される「うつわ」、楽しみです。
ご高覧よろしくお願いいたします。

芽楽
   1968 岐阜市生まれ
1994 愛知県立芸術大学美術学部デザイン・工芸科卒業
1995 国際陶磁器展美濃入選/長三賞陶芸展入選
1996 IAC日本会議「東海の現代陶芸」展(名古屋)
1997 陶芸ビエンナーレ入選
1999 朝日陶芸展入選
2021 国際陶磁器展美濃/宮部主宰のstudio recordが銀賞を受賞
2000年以降個展、グループ展多数開催
当ギャラリーでは2022年に次いで8度目の個展です。
 
   
 2024.6.8(土)~6.23日)  森井開次展
ー今日と親しくする
 森井開次  油彩、ガッシュ
 
   
     
 会場風景   no.6 untitled ガッシュ、紙 
 ■展覧会について     ■作家略歴
 白いキャンバスに、
色を施した単純な線、
丸や四角、変形のカタチ、
無造作に描かれているが生きている。
シンプルながら程良いバランス
美と知と遊の作品である。

芽楽
   1979 滋賀県生まれ
2003 愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業
2005 愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修
2007 はるひ美術館
2012 「感情長屋」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2015 「気配」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2017 「いみをさっくりとまぜる」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2019 「明るく不明」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2024 「今日と親しくする」
 
   
 2024.6.8(土)~6.23(日)  大島久美陶展
ー満たすー
大島久美   陶芸
 
   
     
 展示風景   種々相 花小皿 
  ■展覧会について     ■作家略歴
 植物の生命力をテーマに陶芸作品を制作する大島久美さんの4回目の展覧会お開催します。「種々相」などのオブジェはムダがなく、エネルギーを内包した美しいカタチ、独特の黄色や白の釉薬を施したやわらかい質感など大島さんの豊かな感性が感じられます。
 また器にも相通じるものがあり、得意の花器は花との相性、また食器類は野菜や穀物などの食材を装うのにもお楽しみいただけるものと思います。季節は初夏、生命の息吹が満ちています。豊かな生活空間のためにお役立てください。ご高覧よろしくお願いいたします。(芽楽)
   1975 名古屋市生まれ
1995 金城学院大学短期大学部生活学科生活造形専攻 卒業
2002 愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科 修了
2002 瀬戸市新世紀工芸館にて企画制作員(陶芸担当)として勤務
〜2005
2001 第39回朝日陶芸展 入選
2002 第40回朝日陶芸展 入選
2005 「瀬戸の現代陶芸」(瀬戸市美術館)
2006 信楽・瀬戸・常滑陶芸作家合同展(ノリタケの森ギャラリー)
2007 個展(ギャラリー芽楽 名古屋市)2008,2022,2024
他個展、グループ展多数
 
   
 2024.7.6(土)~7.21日)  草莽の陽Ⅱ
秋田光彦 墨と水彩画展
 秋田光彦  墨、水彩、トタン板
 
   
     
 会場風景   大野極楽坂1 墨 
  ■展覧会について    ■作家略歴
 当ギャラリー10回目の秋田光彦展をご案内いたします。
これまで身近にある四季折々の自然の佇まい、樹林や水辺などを描いてきました。越した水彩画技法で描かれた風景には、文字通り「風」が吹いています。季節の移ろいが感じられます。自然への憧憬があります。

今展「草莽の陽Ⅱ」展では、墨の作品も展示いたします。
ご高覧いただきますようお願いいたします。(芽楽
   1953  愛知県岩倉市生
1978  名古屋芸術大学美術学部絵画科卒業
1994 第23回現代日本美術展(東京都美術館、京都市美術館)
1994  第17回エンバ美術コンクール展(エンバ中国近代美術館)
1995  第39回安井賞展(セゾン美術館、他)
1996  第12回現代日本絵画展「宇部ビエンナーレ」(宇部市文化会館)
1996  第40回安井賞展(セゾン美術館、他)
2000  個展 ギャラリー141(05)
2004  個展 ギャラリー芽楽(`06.`08,`10,`12,14,16,18,21,24)
 
   
 2024.7.6(土)~7.21(日)  庭三七子・ささきしん ガラス二人展
ー青の世界ー
 饗庭三七子
ささきしん
 ガラス

 
   
     
 会場風景   riimplate 青風のタンブラー 
 ■展覧会について   ■作家メッセージ
 夏を楽しむガラス、涼やかな色、フレッシュなデザイン、饗庭三七子、ささきしんガラス二人展をご案内いたします。両作家共芸術大学でガラス工芸を学び、さらに各地の工房で技と感性を磨き、ガラスの魅力をいかにお伝えするか、研鑽を重ねながら意欲的な展覧会を展開し注目を集めています。
 今展、二人のテーマは「青の世界」、ガラスの柔らかさや変幻自在な特性を配色、模様に活かし、ガラスの様々な表情を伸びやかに見せてくれます。
 饗庭さんは器をメインに、様々な模様、サイズのmatte cup等,ささきさんは、童心をくすぐる様な色彩豊かなガラス作品や音をモチーフに制作したリズミカルなグラス等、新作を多数展示いたします。。
 ご高覧よろしくお願いいたします。(芽楽) 
   地球は青かった。 海と山に囲まれた土地で育ったわたしにとってはどの色よりも1番身近な色かもしれない。 様々な青を自身の記憶の断片をもとに表現しました。 饗庭三七子

 幼少期の記憶や気持ちを頼りに、童心をくすぐるような可愛らしい作品を目指して制作をしております。
                                   ささきしん
 
   

2024.8.24(土)~9.8日)
休廊日 火、水
楽コレクション展
-mindful-
思い出深い
作家たち
平面
ガラス
立体
     
 展示風景   小野隆生作品 
 ■展覧会について    
 ギャラリー芽楽は今年24年目を迎えています。これまでたくさんの作家の展覧会を開催してきました。
初期の頃開催した作家の中には、様々な理由で展覧会開催が難しい作家もおられます。
今回はそんな中で思い出深い作家のコレクション作品を展示します。
ご高覧よろしくお願いいたします。(芽楽)

出展予定作家
安藤陽子(日本画)、伊藤孚(ガラス)、片山高行(油彩)、源馬菜穂(油彩)、塚本智也(油彩)、広瀬淑子(日本画)、
増田恵助(油彩)、山下強志(もの派)、小野隆生(特別出展)

   

2024.8.24(土)~9.8(日)
休廊日 火、水
小澤順一展
ーねこー
小澤順一 陶芸
 
   
     
 展示風景   マグ   描きおろし皿 
 ■展覧会について    ■作家略歴
 陶芸家小澤順一さんの前身はデザイナーである。器から大壺、オブジェ、干支の動物など
幅広く制作するが、作品には動物(犬や猫、鳥、魚など)や植物(花)、ロボット、少女等が軽妙なタッチで描かれています。
楽しく、使い易い作品は多くのファンに支持されています。
今展のテーマは「ねこ」。昨今特に人気のある「ねこ」の絵を施した食器類、花器、オブジェなどを展示します。
ご高覧よろしくお願いいたします(芽楽)
   1960 愛知県名古屋市生まれ
1996 愛知県立窯業高等技術専門校修了後、鈴木五郎氏の工房に入る
1999 岐阜県瑞浪市に築窯、独立する
□個展
2001 ギャラリー数寄(2002以降2024年まで毎年)
    ギャラリー円居(02)
2004 ギャラリー五郎、B-PLACEギャラリー、ギャラリー土ん
2006 ギャラリー芽楽(08,10,12,14,16.18,19,20,22,24)


2024.9.21(土)~10.6日) 栗原光展
-精製-
栗原光 平面

 
展示風景     順序
 ■展覧会について    ■作家略歴
 
栗原光は長崎県生まれ。幼い頃から絵は身近にあった。高校時代にはすでに県展に入選を果たしている。名古屋造形大学で良き指導者の下で研鑽を重ね、作品は本格化する。

 卒業後もひと時も休むことなく制作と発表を続けている。学生時代から、滝や水の流れ、そこに生まれる動きにストロークを重ね描いてきたが、近年の作品は、広い空域のなかに気を孕んだ太い勢いのある線が走る。力強く勢いある作品は、はるひトリエンナーレ入選等近年高い評価を得ています。
 作家は今年37才、自身と自らの絵の確立を目指している。本展のタイトルは「精製」、絵として必要な要素、色、構図、線、行程を見極めると共に、画面に攻め入る姿勢を窺わせる。
ご高覧よろしくお願いいたします。(芽楽) 
   1987 長崎県生まれ
2010 名古屋造形大学 造形学部 美術学科 洋画コース 卒業

■主な個展
2023 栗原光展ー手繰り寄せるためのプロセスー(ギャラリー芽楽/愛知)
2022 栗原 光 展 -relation- (伊勢現代美術館/三重)
2021 栗原 光 展 -refrain- (伊勢現代美術館/三重)
2018 栗原 光 個展 -cross section- (gallery gareco/愛知)
2014 清須市はるひトリエンナーレ アーティストシリーズVol.72 栗原 光 展 (清須市はるひ美術館/愛知)


2024.9.21(土)~10.6(日) 土遊55年 大泉讃展 大泉讃 陶芸

 展示風景   粉引花器           黒ドラ鉢 
 ■展覧会について    ■作家略歴
 
初めて讃さんのアトリエを訪ねたのは約25年前の事、長閑な里山の道から左折した小道を辿って行き止まりの地点に、雑木林を背景に古民家風の住居、アトリエ、物置、洞窟の茶室、穴窯が配置されている。陶芸作品を生み出す場所として、夫々機能的であり、ある美しさを感じた。いただいたお昼の料理、盛られたお皿の豪快さ、取り立てのきのこを添えた料理やまだ幼かったお子様たちの目のキラキラとした輝きに感動を覚えた。価値観の転換を覚えた瞬間でもあった。
 その讃さんのアトリエが昨年、芽楽での展覧会初日に穴窯と茶室を除き全焼した。逞しい讃さんと奥様は慌てることもなく翌日から活動を開始した。
 今展は、再起後初釜となる作品も展示いたします。ご高覧どうぞよろしくお願いいたします。(芽楽)
  
 
   
1947 宮城県生
1970 吉田喜彦氏に師事
1973 小山富士夫氏に師事
1976 岐阜県瑞浪市日吉町に蛇釜築窯
1977 韓国へ焼物の旅
    東京銀座中臣画廊にて初個展
1998 フランス・ブザンソン市、LE.FUTONで個展
2006 大韓民国・仁寺洞ナヌムギャラリーで個展
他全国各地で個展開催
    *当ギャラリーでは2003年、04年、06年、08年、10年,15年,19年,23年に次いで9度目の
 

2024.10.19(土)~11.3日) 栃原敏子展
-自然と不自然の境界-
栃原敏子 油彩、アクリル、オイルパステル

     
 展示風景 no978 no993
 ■作家メッセージ    ■作家略歴
  ― 自然と不自然の境界―
人間のゴウは自然のものか不自然なものか時々わからなくなる。
人間の愚かな争いもゴウから始まって、終わりの見えない状況に突入し..先の見えないのが現状のようだ。
前回の展覧会では「すべてのものは繋がっている」シリーズを描いて争うことの愚かさを描いた。
その後、争いを終結するには「対話」一択しかないだろうと思うに至り対話をテーマにした作品を描いてパリのアートフェアに出品した。
戦況も2年以上経過し、その間に不気味な病原体が猛威を振るい多くの自然災害が世界中で起きて…。

近頃思うに争いを止められるのは<自然>なのかも知れないと思うようになってきた..。
権力のある彼の方は永遠の命を持っているとでも思っているのだろうか・・
真っ暗な宇宙に漂っているだけの地球の未来の姿は見たくないから..。
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私の絵は自然と不自然の境界域をとらえるところから生まれる。
<不自然でありながらもそこに違和感のない自然なものを求めている>自分がいてその領域に入ると不思議な感覚に襲われる..。
―つまりは自然と不自然の境界区域のところにある美を探し求めている自分がそこにいるー
栃原敏

   栃原敏子(TOSHIKO TOCHIHARA)
1997年 SOHO アトフェスティバル ファーストルック賞受賞(NY)
1998年 ザ・ニューヨークパブリックライブラリーアーテイスト登録録
1999年 MOMAにアーティスト登録
2008年 南フランス国際アートフェア選抜出展 公式入場券・パンフレットに作品採用
2009年 亀高文子記念赤艸社賞 受賞/兵庫芸術文化協会
2010年 ミレー晩鐘150周年記念展 招待/フランス
2011,2016,2020年 岐阜現代美術館(岐阜県関市)
2019年あさご芸術の森美術館 (朝来市)
画集出版/他多数


2024.10.19(土)~11.3(日) 杉本たけ子陶展
ー素材に想うー
杉本たけ子 陶芸

 展示風景      土のルンルン         白いオブジェ花器 
 ■展覧会について    ■作家略歴
 杉本たけ子は行動の人である。
人を愛し、自然を愛し、仕事を愛し
夫々に出会いがあった。

土との出会いは創作の巾を広げた
新たなテイスト、新たな色、新たな造形、
土の個性に従い、あくまでも自然に、プリミティブに

世界を歩き、人と出会い、様々な美との出会い
積み重ねた体験や磨かれた自然感が独自の作品を生み出してきた

新作展、ご高覧よろしくお願いいたします。(芽楽)
   陶歴 2019年 
    1995年瀬戸窯業高校陶芸専攻科卒 岡崎在住
個展  2019.12 ギャラリーノイボイ(名古屋)
       9 ザ.ブルーボックスギャラリー(岡崎)
       6 ギャラリー芽楽(名古屋)
    2018. 3ザ.ブルーボックスギャラリー(岡崎)
    2017.11ギャラリーノイボイ(名古屋)
       9ノリタケの森ギャラリー(名古屋)
       4喜多美術館(奈良)
    2016.12~2017.2 碧南哲学たいけん村無我苑(碧南)
       9ギャラリー島田(神戸)
グループ展 2019.3ギャラリーテラ(オランダデルフト)
    2018.11日本の美意識(ドイツボン)
      2016.12ドイツ文化工房(ドイツケルン)
賞暦 国際陶磁器フエスティバル美濃.陶芸ビエンナーレ.朝日陶芸展
パブリックコレクション アディロンダックコミュ二ティカレッジ(NY)
Mudeo Del Fango(Ltaly Siciy)