過去の記事>2015年の記事


 
開催期間 展覧会名 作家名    作品内容 

 
   
   
 ■展覧会について
  ギャラリー芽楽はお蔭さまで15周年を迎えます.ご支援いただいているお客様と個性ある多くの作家の皆さまのご協力の賜でございます。15周年記念のミニアチュール展は設立当時からのベテランから有望新人まで70名の作家の力作が揃います。どうぞご高覧賜りますようお願い申し上げます。

                                          ギャラリー芽楽
A室の作家
秋田光彦 荒川朋子 石倉悦加 伊藤沙織 伊藤里佳 大島信人 太田元弘 岡川卓詩 小栗 菜実 小田千裕  片山 浩 川村友紀 小澤輝余子 古嶋亜季代 近藤千鶴 佐立るり子 澤村佳代子 三波千恵  柴田さやか 柴田麻衣 杉本 充 鈴木恵実 竹内 麻 田中翔貴 田端真衣 西村正幸 西村むつ子 長谷川直美 早川知加子 林正彦 林繭子 広瀬淑子 藤原優子 藤原葉子 増田恵助 宮本 宗 森井開次 森川美紀 森 一洲 山口恵味 吉田淳治 吉田ルシア 渡辺直彦 
 
  B室の作家
阿曽藍人 泉田之也 板屋成美 打田翠 馬川祐輔 鴻 義成 大森健司 尾形アツシ 鴨頭みどり 栢野紀文 小澤順一 左口 学 柴田節郎 下村順子 新道工房 杉村徹 田鶴濱優香 田中小枝 谷沢みな美 多和田千春 寺田鉄平 寺田光晴 長塚正平 深見文紀 星野優子 宮部友宏 山田晋一朗

 
   ‘15.10.31(土)ー
)~11.15(日)
 荒川朋子
ーみはるかすそらー  
 荒川朋子 平面 

 
   
会場風景  みはるかす F4 2015油彩 
 ■展覧会について  ■作家略歴 
 そびえる山 伸びやかな樹木 流れる清流  豊かな海 ・・
荒川は、大胆な構図をとり、透明感のある色調で伸びやかに描く。

そこは穢れのない世界、爽やかな風吹く。
どこかなつかしい、寄り添いたい風景。

荒川が求め続ける桃源郷(絵の世界)でもある。

しかしそこに至る道のりは決して楽ではない。

荒川は一歩づつ確かな足取りで進んでいる。

                  (芽楽)

 1975年 三重県生まれ
1998 愛知県立芸術大学 油画専攻卒業
2009年 名古屋造形大学大学院修士課程修了
受賞歴
2008年 第6回 はるひ絵画トリエンナーレ奨励賞
主な展覧会歴
2009年 第6回はるひ絵画トリエンナーレ 清須市はるひ美術館
2010年 グループ展 文化の森ギャラリー2010 みのかも文化の森美濃加茂市民ミュージアムの野     外グループ展 ボクラノミカタ ガレリアフィナルテ(名古屋市)
     グループ展 ペイントオンパレード 松坂屋美術画廊(名古屋市)
     個展    sight speed ギャラリーアスト1(三重県津市)
     個展    確かめるための青眼を 清須市はるひ美術館
2011年 グループ展 文化の森ギャラリー2011 みのかも文化の森美濃加茂市民ミュージアムの野     外グループ展 上の空 万勝S館/元ATカフェ(名古屋市)
     個展    ながれるさきで  ギャラリー芽楽(名古屋市) ‘13 たなびくひかり 同

 
 ‘15.10.31(土)ー
)~11.15(日)
 尾形アツシ陶展
~薪窯の仕事~ 
 尾形アツシ  陶芸

 
   
 会場風景  ヒビ粉引き中丼  灰被り壺(薪) 
 ■展覧会について   ■作家略歴
  当ギャラリー6回目の個展を迎えます。瀬戸に工房があった頃からのお付き合いですが、その頃から尾形さんの刷毛目、灰釉、粉引などの作品は個性的で多くのファンを魅了していました。
 更なる可能性を求めて、8年前薪窯での作陶を実現するため奈良の山里に工房を移しました。薪窯は試行錯誤の連続だったようですが、数度の改良を加え、思いの実現に近づいているようです。加えて釉薬などの研究も進み、より変化に富んだ力強い作品が生まれてきました。
 薪窯による新作展、是非ご高覧ください。(芽楽)
 1960 東京都生まれ
1996 愛知県立窯業高等技術専門校卒業
1998 愛知県瀬戸市にて独立
2007 奈良県宇陀市に工房を新設
個展  全国各地で個展開催
     当ギャラリーでは,2013年に続き6度目の開催です。
       

 
‘15.10.3(土)~10.18(日)   林正彦展
ー土からの微かな低音ー
  
 林正彦
平面 

 
   
   
会場風景  地下 115x115cm 中村ブラウン、麻布、銀箔、漆 
 ■展覧会について  ■作家略歴 
 ペルージャの街の古い壁、その歴史を秘めた美しい壁が、美探究の原点となった。5年余のイタリア滞在から帰国後、偶然故郷飯田で美しい赤土と出会った。かって茶室等の壁材として使用され、中村壁と呼ばれた土だ。赤土は深く林の心を捉え、それを素材としての彼の制作は一気に加速された。
 作品は地元飯田ではもちろんブルガリア「国際ペインティング&ミクスチメディア・コンペティション」では最優秀賞に輝く等、国内外で高い評価を得た。麻布の上に赤土が広がり、亀裂がよぎる、シンプルな構図の中に、厳しさと優しさを秘めた人と自然の深い関わりを感じさせる。
 自然素材である赤土の豊かな色が何とも美しい。(芽楽)
1953 飯田市生まれ
1977 50~60年代イタリア現代美術を中心に学ぶ
1982 イタリア ペルージャ美術アカデミア卒業
1955~地元産の赤土(中村ブラウン)を使った作品の発表
個展 
1977 東京銀座センターポイント3回
2001 ミュー美術館(長野県阿智村)5回
2003 るたん(東京銀座)’09
2005 ギャラリースミ(名古屋)
2008 夢の庭画廊(上田市)
2014 ギャルリー志門(東京銀座)
グループ展
新燿展、平面領域展他多数参加
受賞
2010 ブルガリア国際ペインティング&ミクスチメディア・コンペティション最優秀賞

 
 ‘15.10.3(土)~10.18(日)  馬川祐輔陶展
~free~   
 馬川祐輔  陶芸

 
   
 会場風景 フリーマグカップ、小鉢、中鉢 
 ■展覧会について  ■作家略歴
 兵庫県生まれ,大阪芸術大学、多治見市陶磁器意匠研究所で陶芸を学び、現在丹波篠山に工房を構える新進気鋭の陶芸家である。
 作品は個性的、誰かの影響を受けたという印象はない。自からの発想を大切にしている。小さい頃から親しんだ世界がモチーフになることが多い。昆虫、動物、植物など自然界のイメージの作品を手びねりで伸びやかにつくる。動きのある形、活き活きとした色、荒削りな質感ながらオブジェとしても楽しい、使っても楽しい作品である。
 当ギャラリー二度目となる新作展、是非ご高覧ください。(芽楽)
 1984年 兵庫県伊丹市生まれ
2006年 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2008年 多治見市陶磁器意匠研究所技術コース修了
2009年 ウマカワ ユウスケ 陶展(ギャラリーマロニエ/京都)
2010年 馬川祐輔 陶展~Life and art~(ギャラりーかのこ/大阪)
2012年 やきものの現在―PartⅣ(ギャラリー・ヴォイス)
2013年 個展(目黒陶芸館)
2014年 個展ーウキウキワクワクー(ギャラリー芽楽/名古屋)
その他個展、グループ展多数
現在   兵庫県伊丹市で制作

 
 ‘15.9.5(土)~9.20(日)  増田恵助展
ーmovingー
  
 
 増田恵助  平面

 
   
  会場風景 totem (shark)  綿布・アクリル 45.5×38.0cm
 ■展覧会について ■作家略歴 
 作家が生きる「現代」がモチーフである。
子供の頃から親しんできた漫画や映画、広告、雑誌、であったり、彼の身近な人物などを題材に制作してきた。作品から時代の風俗、趣味嗜好など様々な人間像が窺える。江戸期の美人画、役者絵などにも相通じるものを感じる。
 最近では多くの作品を水彩で制作する。増田の描写力、色調とも相まって味わい深い。
今展の作品は作家のコメントにもある通り「これまでと少し違う」コンセプトに基づいており、新作にご期待ください。(芽楽)

2013  8th タグボードアワード 小山登美夫賞
2015  横浜アートコンペティション2015 グランプリ
 1981東京都生まれ
2004埼玉大学教育学部国語専修卒業
2006埼玉大学大学院教育学研究科美術教育専攻修了
2010愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画領域修了
[個展]
2011 ギャラリー芽楽(愛知)
    ギャラリー和田 (東京)
2012  ギャラリー芽楽(愛知)
2013  ギャラリー芽楽(愛知)
2015  S.Y.P Art Space(東京)
    伊藤美術店(愛知)
[受賞・レジデンス]
2012  小豆島アート・イン・レジデンス(小豆島町・香川)
2013  8th タグボードアワード 小山登美夫賞
2015  横浜アートコンペティション2015 グランプリ


 
 ‘15.9.5(土)~9.20(日)  山田晋一朗作陶展 ー器思考ー  山田晋一朗  陶芸

 
   
 会場風景 冷酒の器、平盃、ぐい呑み、長プレート 
 ■展覧会について  ■作家略歴
  窯元の4代目として生まれ、幼い頃から土に親しんだ。多治見市意匠研究所、愛知県立窯業高等技術専門校にて本格的に陶芸を学ぶ。当時より積極的にコンクールなどにも参加、数多く入選をはたし、陶芸家としての道を着実に歩み、今や勢いを得た感がある。
 素材は一貫して青白磁、轆轤、タタラ、鋳込みなどで成形する。作品はほとんど用途のある器。シャープで美しいフォルムの器は料理を盛って完成する。
 当ギャラリー3度目となる今展、プレート類、ボール、酒器、花器など各種器の新作を発表します。是非ご高覧ください。(芽楽)


□作家コメント

       「僕が器を作り、あなたが料理を作る」 

                山田晋一朗
 多治見市意匠研究所修了
愛知県立窯業高等技術専門校卒業
02年 国際陶磁展美濃入選
07年 織部の心作陶展入選
09年 朝日現代クラフト展入選(02.04.07年)
08年 国際陶磁器フェスティバル協賛美濃陶磁展(05年)
ギャラリーヴォイス トッテのある形(08年)フタのある形(07.10年)わんのある形(12年)
ギャラリー芽楽ミニアチュール展(09~14年)
12年 おおくて廃校プロジェクト企画 立ち上げ
13年 大竹酒店コラボ企画「酒に器」14年「お酒大好き作家による酒の器展」企画
13年 ドームやきものワールド
新人アーティスト展土岐市代表として出品
矢野きよ実氏と作品コラボ
100万人来場者記念作品に作品選出される
13年 土岐市に作品寄贈
14年 セラミックパークMINO陶芸作家展(12.13年)
14年 ギャラリー芽楽 山田晋一朗作陶展(11年)
14年 日本最高級車ブランド レクサスが扱うレクサスコレクションにやきもの作家として初めて選出される

 
‘15.7.4(土)~7.19(日)   佐立るり子展
ー行先のない散歩ー
  
 佐立るり子  平面
立体


 
   
 会場風景 別名で保存・炭 
  ■展覧会について  ■作家略歴
 東北には独特の文化がある。
冬は雪におおわれ、吹雪が吹きすさぶ。
長い忍耐の生活が終わると、春、一斉に花が咲き、心がときめく。
夏の祭りは何処よりも華やか、音に酔いしれ、踊り狂う。
そして山海の恵みに喜びを分かち合う。

佐立るり子は、営々と引き継がれてきた東北人の営みを探りつつ、大地を踏みしめるように色をのせていく。
■作家コメント
何かを描くのではなく、基底材にものの持つ「いろ」をのせるという作業の軌跡からなる平面作品をつくってる。写真は福島県会津地方の三島町の桐炭のくろを使用した作品と、私の故郷、宮城県石巻市の雄勝でとれる玄昌石のスレートのいろを使った作品である。
 震災後は、あたりまえであったことがそうではなくなってしまった。それでもその 土地で暮らす以上、時間をかけ、手間をかけて、日常を取り戻す努力が行われている。
 北の風土の厳しさの中で、人は自然を征服するのではなく、寄り添って暮らてきたように、人々の営みはとぎれることなく続いていくのだ。
         佐立るり子
 1973年 宮城県石巻市生まれ
2012.10 個展「のせる、そのいろを」  (Gallery K、東京)
2012.9 個展「のせる、そのいろを」   (SARP、仙台)
2011.11 個展「石こうのしろ、炭のくろ」 (artroom Enoma、仙台)
2010.11 個展             (artroom Enoma、仙台)
2010.9 個展「知覚の閾」        (SARP、仙台)
2010.3 個展「新鮮な悩み」       (ギャラリー青城、仙台)
2009.11 個展「0.1mmの関係」 (ヒューモスファイブ5階~9階、仙台)
2009.2 個展「確かなのか、不確かなのか」(ビルド・スペース、塩竈)
2008.3 個展「かんじる速度、かんがえる速度」(ギャラリー青城、仙台)
2007 .9 個展             (ピクニカ、仙台)
2007.7 個展「しろにいろのてんてん」 (リブリッジ・エディット、仙台)
2006.9 個展「ある惑星」       (カフェマティス、仙台)
2005.7 個展「灰色の領域」      (カフェマティス、仙台)

 
 ‘15.7.4(土)~7.19(日)   打田 翠 展 Landscape    打田 翠  陶芸
 
   
 会場風景 landscape  器各種 
 ■展覧会について  ■作家略歴
 神戸出身の打田さんは、大阪芸術大学と多治見市陶磁器意匠研究所で陶芸を学んだ。これまで幾層かの色を重ねる練り込みの技法を得意としてきた。パステル調の色をリズミカルに配し、フォルムはうねりと 丸みを帯びている。やさしく、豊かな表情を称えたこれ等作品は愛好家に高い評価を得ている。
 数年前から楽焼を始めた。焼成に頼る楽焼は、練り込みと異なり、思い通りに行かないが、故に出来た時の感動は大きく、形の美しさと焼成による表情が面白い。
 さらに先の岐阜県現代陶芸美術館での展示(世界とつながるほんとうの方法展)をきっかけに制作したLandscapeシリーズは炭化により生まれる色彩の変化で深く雄大な景色を生み出し、陶芸の新しい魅力を創出した。
 今展では楽焼、炭化を織り交ぜて打田さんの美の世界をご覧いただきます。(芽楽)

■作家コメント
一歩一歩ゆっくりと
やきものの美しさを感じていきたい。   打田 翠
 1983 神戸生まれ
2005 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007 多治見市陶磁器意匠研究所修了
    現在 多治見市にて制作
2014 抹茶と書の道具展 (代官山T-SITE GARDEN GALLERY/東京)
    個展(市之倉さかづき美術館 ギャラリー宙/多治見)
    ART CERAM (SEL / フランス セーヴル)
    個展 (wad / 大阪)
    個展 (Sophora/京都)
    世界とつながる本当の方法 (岐阜県現代陶芸美術館)
2015 gallery's eye (東京)、個展 (うつわ楓 / 東京)
    その他個展、グループ展多数
    当ギャラリーでは、2010,'11,'13、に次いで4回目

   ‘15.6.6(土)~6.21(日)  鈴木恵実展 
--組み合わさる景色とカタチ  
 鈴木恵実  鈴木恵実
 
   
会場風景  「スカートをはいてどこへいく」 
 ■展覧会について  ■作家略歴
  愛知県豊川市生まれ。名古屋芸術大学で2008年創設されたアートクリエーターコースの第1期生である。同コースは既成のジャンルにこだわらず、アートの新しい可能性を追求する特異なコースである。鈴木は同コースで主に絵画、版画、立体造形などを学び2013年同コース研究科を修了した。在学中から国内外で数多くの展覧会に出展、卒業後も積極的に制作を続けている。
 作品は平面、立体とも、素材、色、形ともに既成に捉われない自由さがあり、特に好きな青、赤、緑、黄の色は若さに溢れている。
 当ギャラリー 初の個展です

■作家コメント
        カタチに景色を与えると

      急にロマンチックになったり、

       世界はふっとできている。

           鈴木恵実

 1989 豊川市で生まれる
2010 イギリス・Brighton大学へ交換留学
2013 名古屋芸術大学アートクリエイターコース研究生 終了

個展
2014 息の聞こえる星で待ち合わせ, Gallery SUZUKI(京都)

グループ展
2013 鈴木恵実×中原映治 みたいもの みたもの, Gallery 芽楽(名古屋)
 No Reason:Have a Result, Subhashok The Art Centre(Bangkok・Thailand)
 まちかど芸術祭, インテリアクマザワ(円頓寺商店街 / 名古屋)
2014 旧加藤邸アートプロジェクト2014『記憶の庭で遊ぶ』, 旧加藤家住宅(北名古屋市市・愛知)
2015 わたしの一点 祝宴, 織部亭(一宮市・愛知)
 Chain reaction/ Itachi-gokko, Artery Post Modern Gallery(Bangkok・Thailand
   
   

 
   ‘15.6.6(土)~6.21(日)  中井亜矢ガラス展 
ーガラスのお皿ー 
 中井亜矢  ガラス
 
   
 会場風景 pleat plate 角皿銘々皿  /  夜の風 長皿
 ■展覧会について   ■作家略歴
 武蔵野美術大学でガラスワークの基礎を習得した後、青森県深浦町の白神ガラス工房で3年間、さらに瀬戸市新世紀工芸館で2年研鑽を積み、2012年瀬戸市に工房を構え現在に至る。
 好きな技法はキルンワーク。いくつかの色の板ガラスを組み合わせ、絵を描くように制作する。ちょっとした温度の違いで表情が変わる、その色の変化を楽しむ。
 今展「ガラスのお皿」では彩りのある皿の他食器類や平面作品,時計なども展示いたします。
 今年の夏、ガラスの器でお楽しみください。(芽楽)
 1981 愛知県出身
2005 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン科 卒業
2007 青森県 白神ガラス工房 常駐作家として勤務
2010 愛知県 瀬戸市新世紀工芸館 研修生
活動歴
2005 暮らしを彩る器 テーブルウエア大賞 入選
2006 和硝子器展 (個展)
2007 Glass Today'07 (グループ展)以降毎年
     みちのくガラス作家展 (グループ展) 同'08'09
2008 河北工芸展 入選(同'09) /冬硝子展(個展)
2009 現代ガラス展in山陽小野田 入選
2011 色彩の硝子(ギャラリー芽楽 個展)'13,'15
 
   ‘15.5.2(土)~5.17(日)  藤原優子展 
-breeze-  
 藤原優子  平面

 
   
 会場風景 breeze snow 
 ■展覧会について  ■作家略歴
  これまで、様々な自然の営みをモチーフに多様な素材を使い、シンプルで印象的な美しい作品を発表してきた。水面のリズミカルな美しさを表現した「water]シリーズ、流れるような風景を立体的手法で描いた「scenery」シリーズ。地表に映る葉影に自然のかすかな動きを、水平線の小さなさざ波に時の流れをしるした「水平線と葉影」シリーズ。宇宙空間に誘ってくれるような心地よさを感じさせる「cloud」シリーズ等々。いずれも「白」を基調としたクリーンな作品は多くの皆さまに感動を与えてきた。
 今展の「breeze(そよ風)」シリーズも「白」をベースに、水のようにごく明るい絵具を何度も塗布することで、高明度の中の微妙な陰影を表現しています。
風薫る5月、さわやかな作品をお楽しみください。(芽楽)
 1968 東京に生まれる
1991 多摩美術大学絵画科日本画専攻卒業
1997 ポーラ美術振興財団より在外研修助成を受けニューヨークにて1年間滞在
個展
1998 ギャラリーなつか(東京)西瓜糖(東京)
2000 西瓜糖(東京)
2007 ギャラリー芽楽(名古屋)water
2009 ギャラリー芽楽(名古屋)scenery
2011 ギャラリー芽楽(名古屋)水平線と葉影
2012  LOOPHOLE (東京)cloud
2013 ギャラリー芽楽(名古屋)cloudⅡ
2015 ギャラリー芽楽(名古屋)breeze

 
 ‘15.5.2(土)~5.17(日)  阿曽藍人陶展 
ー土と火ー
 阿曽藍人  陶芸

 
   
 会場風景 マグカップ flower vase 
  ■展覧会について  ■作家略歴
  阿曽藍人は奈良県出身、金沢美術工芸大学、常滑市立陶芸研究所で陶芸を学び、現在常滑にアトリエを構え作陶を続けている。火の力が土を彩る赤、黒、グレーなど人の手では描けない色(縄文や弥生の土器に見られる陶芸の原点ともいえる)と素材の美しさにに魅せられた。
 阿曽の作品は陶板、円球、舟形などのオブジェから茶器、盤、食器類へと徐々に作品の巾を広げている。
 2015年愛知県陶磁美術館で開催された「AICHI NOTES」展で大規模なインスタレーションを出展し注目を集めた。
 これからの活躍が期待される阿曽藍人新作展、どうぞご高覧ください。(芽楽)
 土と火を見つめる仕事がしたい。
それは観察ではなく
もちろん従わせることでもない。
土にふれ、想い、親しみを感じる。
火をおこし、見とれ、心おどる。
そんな土と火との関係から
やきものを作りたい。

阿曽藍人

 
  ‘15.4.4(土)~4.22(日) 古嶋亜季代展 
-まぶしいゆめ-  
 古嶋亜季代  写真

 
   
会場風景  まぶしいひかり 
 ■展覧会について  ■作家略歴
 古嶋亜季代の作品はあくまでも静謐である。まるで時計が止まったような・・。
馬の優しい目、子牛の何気ない横顔、波打ち際の1匹の蟹、夕闇迫る室内・・
そこには、音もなく、人の気配さえ感じられない。
古嶋は被写体と同化し、おもむろにシャッターを切る。
神からのプレゼントをいただくように。
私は、そんな古嶋の作品に安らぎを覚える。

今展では古典印画法の写真の他に、水彩の絵も数点展示します。
外に向かう写真、内に向かう絵画、どちらも古嶋の精神と深く関わって                            芽楽

1985  愛知県に生まれる
2003  愛知県立芸術大学美術学部デザイン科入学
2005  
グループ展「マジワルセカイ」(愛知県立芸術大学)
2006  グループ展「ハート泥棒大作戦」(長久手町文化の家
2007  愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業
2008  個展「ever」(伊勢現代美術館/三重県)
2009  愛知県立芸術大学美術学部研究科デザイン領域修了
2011   個展「little secret」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2013   個展「とおくのちかく」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2015   個展「まぶしいゆめ」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
 空 有限会社入社  現在在籍中

 
  ‘15.4.4(土)~4.22(日)  大森健司陶展 
ー間ー 
 大森健司  陶芸

 
   
 会場風景 カップ      皿
 ■展覧会について  ■作家略歴
  大森健司は東京造形大学に在学中、陶芸と出会う。土が形を変え作品に仕上がっていく、その過程の面白さに惹かれ、本格的に陶芸家を目指し多治見市陶磁意匠研究所にて基礎を学び、2007年修了後も多治見にて作陶を続けている。
 当ギャラリー前展で発表したオブジェ(螺旋状に天に伸びる白い立体作品)は、リズミカルな調べ、風や水の織りなす自然の造形、植物の生命力など様々に美を感じさせた。
 今展では前作を踏襲しつつ、さらに美しいかたちを追求したオブジェとここ数年本格的に取り組んでいる器を展示いたします。どちらも大森独自の美意識(色、形、表情)が感じれます。(芽楽)

1982 埼玉県生まれ
2005 東京造形大学 環境計画専攻卒業
2007 多治見市陶磁器意匠研究所修了
グループ展
2007 孵化展(ノリタケの森ギャラリー/名五屋)‘08、‘09、‘10
    フタのあるカタチ展(ギャラリーヴォイス)‘08、‘09、‘10
個展
2011 陶 白い稜線の軌跡(INAXガレリアセラミカ/東京)
2012 draw an arc(ギャラリー芽楽/名古屋市)’15
公募展
2010 現在形の陶芸 萩大賞展 入選
2011 国際陶磁器フェスティバル11 入選

 
  ‘15.4.4(土)~4.22(日)  森井開次展
ー気配ー 
 
 森井開示  平面

 
   
 展示風景 「図と地が入れ替わる」 
 ■展覧会について ■作家コメント 
森井さんの作品はシンプルである。
色も構図も極限まで削ぎ落とす。
そして筆か刷毛で太い線でカタチを描く。
線に迷いはない。
最小限の色、大胆なカタチのその絵は、
力強く小気味良い。
想像力を膨らませてお楽しみください。(芽楽)
 ■作家略歴 
1979 滋賀県生まれ
2003 愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業
2005 愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了
個展
2007 はるひ美術館
2012 「感情長屋」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
2015 「気配」(ギャラリー芽楽/名古屋市)
 絵を作っていると、作業のきれ目で画面の様子は変化します。たとえば、キャンバスをひろげたとき、毛で下塗りをしたとき、筆で線をひいたときなどです。その各段階で私は画面をながめて、考えたり、なにか感じることはないかと待ったりします。
計画的に手順を踏んでいたとしても、その場ごとのフリーハンドの要素がそれなりにあるということです。面白い絵をなんとかして描きたいという気持ちで、目の前の画面の変容可能性を探ろうとする、なにも思いつかなくて画面から離れる、あきらめた気持ちでぼんやりながめる、急にあるイメージが降りてくる等々。
この場面では積極性と消極性、能動性と受動性が頻繁に入れ替わっていると感じます。いろいろな気持ちで画面をみることで私が捕まえようとしているのは、目の前の画面の問題のみならず、絵画の意味に関わる問題を含むものだと思います。そして、それははっきりしない、気配程度のものです。

ー森井開次


 
  ‘15.3.7(土)~3.22(日)  林拓児陶展
ー家族の時間ー 
 林拓児 陶芸 
 
   
 展示風景  貫入石皿、黒釉楕円皿
 ■展覧会について   ■作家コメント 
 当ギャラリー2回目の展覧会を迎えます。
 林さんは、倉敷芸術科学大学、瀬戸窯業技術センター、愛知県立窯業技術専門校などで陶芸の基礎的知識、技術のみならず、素材研究など幅広く知識と技術を身に付け、現在瀬戸市で作陶活動を続けています。
 数年ほど前、焼き上がった器に細かい貫入を見出し、その美しさに魅せられ、その後さらに研究を続け、魅力的な貫入作品を制作、発表しています。今まさに伸び盛り。使い易く美しい器、加えて誠実な人柄は多くの陶芸ファンの支持を得ています。
 今展「家族の時間」展では、これまでの定番作品に加え、新作の器(菱形皿、八角皿、輪花皿・・・)も各種取り揃え、賑やかな家族の食卓を彩ります。(芽楽)

  家族が増えました。
共にテーブルを囲む食事の時間、たいせつなひと時と感じます。

心通える友人、家族、だれかと過ごす穏やかなひととき。
いま、あらてめて家族の時間で使ううつわを想い制作しました。
この春の日に、是非ご高覧ください。

林拓児

 
 ‘15.2.13(火)~2.19(月)  〜してん〜   石井友菜
矢野吏菜
山本千晴
平面
立体
 

 
 
   
 石井友菜作品   山本千春作品
  身の回りに感じる視線には、様々なものがあります。
時には温かく、時には恐ろしく、時には寂しく。
そんなたくさんの感情が入り交じった世界の中で、
あなたの視点で感じるものはどのようなものでしょうか


石井友菜
矢野吏菜
山本千晴
矢野吏菜作品   

 
 ‘15.2.13(火)~2.19(月)  大泉 讃陶展 
ー今 命から命へー
 大泉 讃  陶芸

 
   
 会場風景 鉄釉飯碗、唐津飯碗 
 ■展覧会について ■作家メッセージ 
 今年陶芸の道45年を迎えた大泉讚さん、
これまで、南蛮、焼締、信楽、唐津、白磁など多様な作品を手掛けてきましたが、中でも南蛮は最も得意とするところです。土づくり、ろくろ、薪窯での焼成など、どの工程も身体に馴染んでいます。その褐色の器は、お人柄同様、暖かく、
使えば使うほど味わい深い。
  瑞浪の山中より、命ある木樹の炎から生まれた、
大小さまざまな焼物を展示します。
是非皆さまいらしてください。
初日13日は、命の生歌もあります。

SAN

 
 ‘15.2.3(土)~2.9  胚展
ーのぞき窓から観測を始めるー
伊藤沙織
稲餅理絵 
平面
立体 

 
 
   
伊藤沙織作品 稲餅理絵作品 
 ■作家コメント ■作家コメント 
・誰かや何かの心もようを見透かすような
寄り添い揺らぐ物語り

伊藤沙織
 
・私が見た異形の者達の世界。
それは美しく、不気味な、
どこか遠くでの出来事。

稲餅理絵

 
  ‘15.2.3(土)~2.9 星野優子グラスワーク展
S.E.E.D-恵みの種ー 
 
 星野優子 ガラス 
 
   
 会場風景 シルバーチョーカー/トンボ玉連ネックレス 
 ガラスを使ったアクセサリーです。光にかざして楽しんでください。
(ネックレス、チョーカー、イヤリングなど)

星野優子

 
 ‘15.1.10(土)~1.25  岡川卓詩展
ーopaque Crowdー 
 岡川卓詩  平面

 
   
 会場風景  青の風景
 ■展覧会について  ■作家略歴
 岡川卓詩はこれまで「現代」を視点にテーマ設定し、写真、映像、立体造形、音声など様々な素材や技術を使ってオリジナルな作品制作を続けている。数年前からインクジェットプリントによる平面作品に重点を置いて制作している。社会やネット上にあふれる情報に素材を得、抽出し組み立て、作品化する。これら作品は、華やかさや、美しさのみならず作家の「現代」に対するメッセージなども感じられる。
 今展では、さらに情報の空間性、時間性、身体性を表層した作品を発表する。
 1977 愛知県生まれ
2001 名古屋芸術大学美術学部絵画科洋画コース卒業
2003 名古屋芸術大学大学院美術研究科造形専攻同時代
表現研究修了
1998 個展 (名古屋市市政資料館/愛知)
2004 芽楽・ミニアチュール展(ギャラリー芽楽/愛知)以降‘11¥4まで
2008 個展(名古屋大学ギャラリー「clas」/愛知)
2011 個展(CROSSING /愛知 )
2012 ART NAGOYA 2012、’13
2013 個展(ギャラリー芽楽/名古屋市)


 
 15.1.01(土)~1.25  宮部友宏展
ー蝶と器ー
 宮部友宏 陶芸
 
 
 15.1.01(土)~1.25  宮部友宏展
ー蝶と器ー
 宮部友宏 陶芸
 
 
 会場風景  白化粧小さな花入れ 黒織部
 ■展覧会について  ■作家略歴
 ー蝶と器ー
何だかワクワクするようなタイトルですね。
今までこんなの見たことない。

愛知県立芸術大学で陶芸を学び、その後常に創作的に活動してきた。
最近は詩ごころを感じさせる作品も多い。
今展も意欲的です。

ー蝶と器ー
夢と期待が膨らみますネ。
お楽しみに

芽楽
 1968 岐阜市生まれ
1994 愛知県立芸術大学美術学部デザイン・工芸科卒業
1995 国際陶磁器展美濃入選/長三賞陶芸展入選
1996 IAC日本会議「東海の現代陶芸」展(名古屋)
1997 陶芸ビエンナーレ入選
1999 朝日陶芸展入選
2000年以降個展、グループ展多数開催
当ギャラリーでは2012年以来2度目の個展です。